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9月28日(土)
|中野区
<『世界と私を見つめる絵本』連続3回シリーズ>第1回~戦争と平和を見つめる絵本~
作者と読み、語る『少女兵士ピチャ』のおはなし&アフリカの布でフォトフレーム作り
日時・場所
2024年9月28日 10:30 – 12:00
中野区, 日本、〒164-0001 東京都中野区中野4丁目10−1 中野セントラルパークイースト 1F
イベントについて
『世界と私を見つめる絵本』連続3回シリーズ
絵本を真ん中に想像し、創造するよろこびを
多くの絵本には「こうあってほしい世界」、希望のイメージが映し出されます。一方で、現実のかなしい出来事を伝えたり、様々な課題を提示するタイプの絵本もあります。絵本は問いかけます。「あなたはどう感じましたか?」 今イベント(シリーズ)『世界とわたしをみつめる絵本』は、絵本の「絵」や「言葉」を感じ物語を味わいながら、一人ひとりが新たな目で世界を捉えなおすことを目指す、未来志向のプロジェクトです。感じたことを元に「自分らしさ」を創造する――楽しい実践型のワークもご用意しました。さあ、子どもも大人もご一緒に。絵本の扉を開いて「世界」と「わたし」をみつめる旅に出かけましょう!
第1回~戦争と平和をみつめる絵本~
1部:作者と読み、語る『少女兵士ピチャ』のおはなし
かこさとこ(TBS記者)×東條知美(絵本コーディネーター)
2部:アフリカの布でフォトフレーム作り
世界に今なお9万人いるといわれる“子ども兵士”。『少女兵士ピチャ』(かこさとこ 文、絵/文芸社)は、ウガンダ内戦の際に8歳で連れ去られ、約10年もの間子ども兵士として生きた女性、アチャン・ピチャさんの実話を元につくられた絵本です。作者は、現地でピチャさんを取材したTBS報道記者・加古紗都子(かこさとこ)さん。「明日生きられるかわからない大勢の子どもがいることを広く届けたい」と、自ら絵・文章を手掛けました。イスラエルとパレスチナ・ガザ地区をめぐる情勢が厳しさを増すなか、私たちにできることとは?一緒に考えてみませんか。2部では、ピチャさんが実際に働く工場で使われている、アフリカの布を用いた「自分だけのフォトフレーム」作りを行います。
講師プロフィール
加古紗都子[かこさとこ](TBS記者)
1986年、兵庫県神戸市生まれ。2009年にTBSテレビ入社。報道局政治部、デジタル編集部、社会部を経て、現在は『報道特集』記者・ディレクター。性暴力やジェンダー、児童虐待をはじめ、女性や子どもを取り巻く社会問題を中心に国内外で取材を続けている。2023年春、性暴力被害者に密着したドキュメンタリー映画で監督デビュー。報道の世界を志したのは、学生時代にバックパッカーとしてインドに滞在中、少女たちの人身売買の現場を目の当たりにしたことがきっかけ。現在は1男1女の母。世界が大きく変わろうとしているいま、子どもたちに“世界と平和”について伝え続ける取り組みを、ライフワークにしたいと考えている。
東條知美 (絵本コーディネーター)
新潟県上越市生まれ。白百合女子大学児童文化学科卒業。銀行、メディアファクトリー(現KADOKAWA)、国立国会図書館、幼児教育専門学校、ビジネス書出版プロデュース社、学校図書館に勤務。2010年より「絵本コーディネーター」の肩書で活動。バンタンデザイン研究所・絵本コース講師。
絵本を「子育て支援」「ジェンダー」「多様性」「平和」等の社会的視点から読み解くスタイルで講演、執筆、イベントに携わる。主なテーマに「自分らしさを育む絵本」「発達と絵本」「表現とジェンダー」等。学校司書歴15年。「読む力は人を生かす」と考え支援者のための絵本講座、保育士・幼稚園教諭・図書館従事者への研修も積極的に行う。新聞、雑誌に掲載の他、日テレ『午前0時の森』『ズームイン‼サタデー』、BSフジ『タイプライターズ~物書きの世界~』等に出演。
《子どもに絵本を。大人にこそ絵本を》をモットーに絵本の可能性を発信。個と社会のあり方を問いかけている。
HP→絵本コーディネーター東條知美 (tojotomomi.com)
◆対象:4歳~大人
・未就学児は保護者の同伴をお願いいたします。
・小学1~3年生は保護者の同伴をお勧めしております。
◆定員:10組(小学生以上は1人参加OK!)
◆参加費:1組500円(フォトフレーム1台の材料費)
・非会員の大人の方は、別途入館料500円を頂戴します。
・お子さま(18歳まで)は入館無料です。
・フォトフレームを追加で作成する場合は、1台500円です。
◆イベント後「少女兵士ピチャ」をお買い上げの方にサイン会を行います。
◆開催場所:絵本ラウンジLOOP なかの
※当日、当館スタッフによる写真および動画撮影がございます。
HP・SNSに掲載されますので、ご了承ください。